今年5月、当市から多摩川を越えた隣町で発見した「鉄の人形」を紹介した。
当時、それを展示するであろう建物は建設中だった。
今回、寄って見ると、そこは「エクステリア屋」さんのよう。
ということで、あのエイリアンを思わせる怖い人形とは、直接の関係が無いみたい。
後に聞いたのだけれど、あの人形は全部が自動車のパーツで出来ているとのこと。
ショールームと書いてあるので、パーキングへクルマを入れてみた。
エクステリア用の商品だろう、大型のカーポートが設置されている。
そして、そこに置かれたクルマが2台。 おおいに目を引く。
1台は後輪タイヤがダブルになったフォードの大きなピックアップ。
その隣が、紫の入った赤に近い「ピンクのメタリック」。 しかも、ホイールまで同色。
有名な「ハマー」だ。 オオ、と言うか、オオ~っと言うか、ハマーである。
こりゃまた、なんともスゴい色だこと。
その本質に似合わない色だとは言えるけれど、そこが逆に面白いと考えたのだろう。
ハマーについて知識は無い。 アメリカの自動車会社「GM」のSUVというくらい。
アーノルド・シュワルツェネッガー氏が、軍用車「ハンヴィー」の民間用モデルとして制作を依頼。
そして誕生した車という噂・・・。
日野自動車で製造しているトヨタの高機動車を紹介したことがある。
あれの兄貴分みたいなものかな。
(Humvee/ハンヴィー、High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle = 高機動多用途装輪車両)
当市は田舎なので、街中を走るハマーはときどき見かける
例えば北海道暮らしをしているなら、こういう車も選択肢ではないだろうか。
兎に角も、外に展示されたものだから撮影可能と判断。
映り込んでいる模様は、カーポートの屋根の内側、トラス構造を利用している。
ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)の歌で有名な「天使のハンマー」は「HAMMER」、
これは「とんかち」のこと。 ピート・シーガーの名曲。 警鐘や裁きのハンマー。
このクルマのハマーは「HUMMER」、ハムはハミングのハム。 ハミングバードはハチドリ。
ハチと同じような羽音を出すから。
つまり、ハマーはぶんぶん言うこと。 ぶんぶん言う車?
このクルマに乗って、天使様がお通りになる、なんてことは、ないだろうな。
ご参考 鉄の人形
エイリアンの尻尾