店内、つまり「売り場」と感じられるところは、じつはショールーム。
展示してある店内を廻り、買いたいと思ったら、その商品コードを確認する。
そして、倉庫で欲しい商品を引っ張りだす。
それをカートに乗せて、ようやくレジを通る。
これがIKEAの買い物システム。
例外として、ショールームに置かれた小物は店内用のバッグに入れて、自ら運んでレジを通る。
家具は、自分で組み立てることになる。 そのための電動工具なども売っている。
しかし、大きなモノを組み立てるのは難しい。
それ以上の空間が必要になるし、ひとりで持てない大きく重たい部材もある。
しかし、バラバラの状態でスマートに梱包し、小さく移送できることを考慮したデザインを、殆どの製品に展開する商品企画は素晴らしい。 これこそがIKEAの基本概念であるし、存在理由だろう。
店内は撮影禁止かと訊ねたら、そんなことはないと言われた。
商品や展示を写真にして、家に帰ってから検討してください、とのこと。
ほかのお客の迷惑にならなければ良いのだろう、と解釈して、目立たないように撮影。
店内の様子は、ひとりの女性を中心に追い掛けてみた。
倉庫
倉庫
倉庫
やっと、レジに辿り着く