前記事もオマケのようなものであるけれど、ムーミン屋敷を探して走行中のこと。
食べ物系に強い家人が運転中に声を上げた。
「あ、あのお茶屋さんだ」・・・・・。 こういうことはすぐに覚えるし、勘が鋭い。
ということで帰り掛けに立ち寄った。
テレビで見たのだけれど、
3グラムで5,400円のお茶を売っている「極茶人/ごくちゃにん」の店だ。
それを運転中に偶然見つけるものかなぁ。 この狭山(さやま)丘陵のどこかだとは思うけれど。
もちろんここはお茶で有名なところ。 「狭山茶」である。 それの「手揉み茶」。
店内には白髪のオバアチャマがいらした。
テレビで凄いお茶を見ました、などとお話しする。
ガラスケースの上に置かれたお茶を見て、「ああ、これですね」と言ったら・・・。
さあ大変、
「こちらをお求めですか? 用意できているか、見てきますのでお待ちください」
そう言って、奥に消えてしまった。 誰も買うとは言ってないよ~。
どうしよう。 この場の決着は。
差し出されたお茶を手に取り、でも、入れ方も分からないし、先ずは修行しないといけないので。
ということで、恥ずかしながら、一番安いのを買うことに(笑)
一番高いのが3グラム5,400円、一番安い3グラム324円のを買った。
5,400対324、勝負にならないというか比べようもない。 高いのは内税みたい。
でも、家に帰って計算すると、これって、100グラム1万円じゃん!
普段の買い物とは違う非日常のバイアスみたいなものが起こる。
それと高価なものを見たときのインフレーション効果だろうか。
だから、高いお茶は100グラムで18万円。
一番安い324円でも、お茶飲んだ後の葉っぱも全部喰うぞ。
我が家では、いつ、飲むんだろ。 ただいま冷蔵庫でお休み中。