今、我が家は大変なことになっている。
屋根の修理中。
以前、フェンスを直してくれた大工さんが、屋根の面倒も見てくれることになった。
瓦を全部剥がして、ベニヤ板(70枚くらい)を張って、その上にルーフィングとかいう樹脂の防水シートみたいなのを敷いて、その上に瓦を止めていく。
現在も、屋根の上から天井を突き抜けて工事の音がする。
時折、天井にバラバラと屋根材が落ちてきているけれど、天井が落ちて来なければ、それで問題無し。
このような家を、こちらでは通称「ハウス」という。
戦後すぐに、資材も不足した中で、進駐軍のために建てたバラック。
今までなんとか住んでこれただけでも奇跡のような話なのだ。
工事をしていたら、ボランティアでハウスの修理をしているという人が、偶然に声を掛けてきた。
保存を目指す人たちも存在するのである。
屋根の修理は、それなりに難しいからだろうか。 経験者の知識は、とても大事。
だって、突き抜けて作業者が落ちてきそうなのだから。
はっきり言って、とてもじゃないが屋根に登る気はしない。
そこを、近所付き合いの「しがらみ」(笑)で、頑張ってくれちゃうことになった。
この大工さん、生まれる前から知っている。 成人して大工になった。 良い子なんである。
きょうは気温が上がり過ぎて、夕方には雷雨の予報も・・・。 「文化財」の保護も大変だ。
この状態で夜を越した。