「瞬間」と「咄嗟」は意味としては似ていて、使い分けることはないと思うけれど、語源的には、「瞬間」の方が短い時間のような気がする。 「舌打ち」よりも「瞬き」の方が速い(笑)
思ったときには撮らないと後悔する。
先週の水曜日、帰宅したときに近所で家が新築されていて、その工事現場が闇の中で光っていた。
一旦家に入ってから、やはり撮っておこうかとそこまで歩いて行き、右の人差し指に力を入れた途端に、その明かりが消えた。 向こうも仕事終わりの時間だろう。
あまりのタイミングの悪さに驚いた。
いつもは逆に、写真の神様が付いててくれるようなラッキーが多いのに。
大事なのは、来た、見た、撮った、なのだ。
次の日、帰宅の車から降りる前にカメラの電源を入れる。
(他人様の出来かけの家を了解無しに詳しく撮っては失礼かも?)
こんな景色は、こうすればキレイに撮れる、そんなつもりでちょいとブラして細工する。
予定通りに撮れたつもりで、振り返ると、細い月と金星が見えた。 西天の星は沈む、急ごう(笑)
撮ろうと思った瞬間、咄嗟に撮る。
細い月は地球照を写し込むのが決まり。