「サイギャップ」という言葉をよく耳にするようになった。
脚を揃えて立ったときに、フトモモに隙間が出来ることを言うらしい。
それが憧れなんだそうだ、若い女性の。
そのくらい痩せた脚が欲しい、それが得られなければ、生きている意味が無い。
イギリスの有名モデルさん、「カーラ・デルビーニュ」(Cara Delevingne)のスリムな身体は、確かに魅力的。 でも、それは痩せているからじゃなくて、全体から溢れ出る魅力があるから。
話は逸れるようだけれど、日本で「米」が売れないのはどうしてか。
あれほどニホンジン全体の憧れだった「白いご飯」。 それが簡単に手に入るようになったら、もう興味は半減。
昔は飢餓の危険が高かった。 だから動物を殺しても肉より脂から食べようとする。
だからデブが金持ちの象徴だった。 庶民は痩せていた。
貧乏人は残り物の肉を喰え。
先進国と言われる国の人が痩せたがるのは、食べるものがたくさんあるから、かもしれない。 人は、みんなと同じことを求めるし、それでいて、違うことも求める。
簡単に太ってしまう世の中なら、痩せてる人が目立つことになる。
でも、サイギャップが無いと「存在の意味が失われる」わけではないだろう。
だから、食欲の秋、みなさんジャンジャン食べて楽しんでください。
(アミは健康のために控えなさい、でも無理だよね)