« Z伯の遺産 | メイン | 窓辺の景色 »
例によって、気が向くと起き抜けにパジャマで庭に飛び出すことがある。その日は、朝日に当たったススキが一段と輝いて見えた。光は一瞬の猶予もならない。 特に、朝夕は激しい勢いで景色を変えてしまう。それを捕まえるには、光に近い速度で動かなくてはならない。そう、サンタクロースのように。
サンタは速い。一晩で世界中の子供達にプレゼントを届けるのだから。 彼の姿が殆ど目撃されないのは、亜光速で移動しているからなのだ。クリスマスまで、あと三か月。
Please enable JavaScript if you would like to comment on this blog.