どこぞの人工衛星の試験機らしい。
その一部を作った。 電線を切って、それらを撚り合わせる。 そして配線に使う。
その撚る作業、撚られた電線を、業界的に「ツイストする」、「ツイスト線」と呼ぶ。
対になるので、ツイストぺア線。 今回は「赤」と「黒」が指定された。
電気の行くほうが「ルージュ」で、帰って来るほうが「ノワール」という設定。
ホットとリターンということになる、スタンダードで、よくある色遣い。
けっして軍隊や宗教界を表したものではない。
庭でツイスト作業をしていたときに、その線が綺麗なので撮っておこうと思った。
午後の光の中で、青空を背景に。
先端を結んで、それをドリルに引っ掛けて回転させて撚る。
そこを切って、3mm剝いて、コネクタに半田付け。 その先端はゴミとなる、でもこれも綺麗なので撮っておいた。
半田自身はローズ規制により無鉛化が進んだけれど、このようなプロ用の試験機などは、鉛半田の出番が多い。 やはり安定感に差があるのだろうか、と思っている。
ローズ指令の後、某メーカーのゲーム機が大量にリコールされたことがあった。
あれなど、原因は無鉛半田のせいではないかと噂が流れた。