電柱には「電力柱」と「電信柱」があるらしい。 パワー系とシグナル系。
設置の際には、その全長の1/6以上が地中に埋められているらしい。
例えば、6メートルの電柱では、1メートル埋めれば良いことになる・・・その倍ぐらい埋めて欲しい気もする(笑)
みなさんご存知のようにコンクリート製電柱の中は空洞になっている。
パイプといっても、上が細いテーパー型。
コンクリート製の電柱の作り方は、どうなっているのだろう。
鉄筋で筒形を作る、骨は鉄筋。
それを電柱の型に入れ、コンクリートを流し込む。 内側の空洞を作るように作られた「雄型雌型」というわけではない。 ただの筒なのだそうだ。
ここからが面白いところで、そのパイプ型は縦の中心線を軸に回転できる。 その筒に
コンクリートを流し込む。(適正量は計算と過去の実績で決まっているのだろう)
回転している間にコンクリートは遠心力で外周へ押しやられる。 その工程中に均等な厚さで固まって、鉄筋入りのコンクリートパイプが完成するらしい。
この方法で、結果的に中は空洞に出来上がるのだそうだ。
うまい具合に、外側に細かい砂が集まり、凹凸の少ない奇麗な表面になるという。
ということで、電柱の写真。 この模様はなんだろう。
ダマスト模様のようなものもあった。
水平状態で製造される、その痕跡か。
どの電柱にも同じような模様が見える。
偶然だけれど、きょうは12月14日だった。 凄い巡り合わせ、ツイテルかも。