牛浜駅の改築工事、秋の様子。
外装が現れてくると、工事のダイナミズムは失われる。 内部で何かやってるらしいという感覚でしか捉えられない。
外装内装が進められ、基本設備が出来上がれば、駅舎としての専門的な工事が始まるのだろう。 完成予定の来春なんて、アッという間のこと。
大げさに言えば、これも東京国体の援護であるかもしれない。
ということは五輪招致へ繋がる、遠大な計画か?(笑)
その時代その時代の新しいと思われる様式を取り入れてゆく。 沿線の他の駅とも関連が見えない。 街に即した何かが感じられるわけでもない。
「牛浜駅」だからといって、牛の角を生やすような、ディズニーランダゼイションはもっと迷惑だけれど、いったい誰が全体のイメージを決めてゆくのだろう。
古くなれば、馴染みが出てくる。 そんな未来の変化に頼らず、街のデザインの重要な要素である駅舎を、誰がどのような考えで決めてるのだろう。
日本のランドスケープデザインは弱体に思える。
福生寄りの踏切から一枚。 左が立川、新宿、東京方面。 右が青梅、奥多摩方面。
な~んて書いてあった記事が置きっぱなしになっていた。
久しぶりに「牛浜駅」に行って、あらビックリ。
今月の20日の終電が現駅舎の最終使用日、翌日の21日始発から「新駅舎の供用開始」と張り紙があった。
そして、きょうが線路の東西を跨ぐ「自由通路の開通式」らしい。
では、来春の完成って、どういう意味?
残り少ない命の現駅。