最初、摩擦が大き過ぎて、開いたドアが快く閉まってくれない。 リボンを剥がして、やや小さめに貼り直す。 この辺りで本人が使ってみてくれると良いのだけれど。
新しもの好きで、お仕着せ嫌い。 こういうときは、顕著にその性質が出る。
警戒するかのように、避けて通るのだ。 人に合わせて自分も出入りして、ネコドアを使ってみてくれない。 無理強いすると、ご機嫌を損ねる。
こちらが気が付かないときに、そっと出入りしているようなのだが、まだその姿が確かめられない。 窓から外は眺めている。 気分良く使えてはいないのだろう。
慣れが必要なのだが、その気になると要領を掴むのは早い。
とは言え、な~だか気に入らない様子。
出入りの様子をを撮りたい。 まだ認めたわけじゃないよ、とでも言いたそうに、緊張を見せながら出て行く。
彼女からは、このように外が見えることになる。