アサガオは、朝咲く花ではない。 夜が明けたときには、既に「咲いている花」。
夜が明けて、太陽の光を浴びて咲くのなら、話は早い。
ところが、そうではない。
夏のアサガオは朝に咲くように感じられるけれど、季節が過ぎてゆくと、開花時刻が早くなってくる。
この事実から推理できることは何だろう。 もしかすると、日没からの時間を数えているのではないかと思う。 数えるというか、感じている。
夜が長くなるに連れて、早く咲き始める理由を、他に説明できるだろうか。
実感としては、夏の日没と日の出の時刻を当て嵌めて考えるなら、大まかに言って、約10時間後くらいに開花している勘定になるのだが。
(調べてみると、この10時間接は有力らしい)
もちろん、自然界の法則はたくさんあって、簡単に説明できることは少ない。
たくさんの要素が絡むことが多い。
5時から7時までの朝顔。 夜明け前から朝日を浴びるまで。
因に、昼と夜が同じ長さになる「秋分の日から四日目」、9月26日では、東京の日の出時刻は5時32分くらい。 日没は、17時32分。
(春の場合は、春分の日から四日前)
日没から10時間後とは、27時32分。 朝の3時半くらい。 それを少し前から観察するのは、ちょっと辛い時間帯ではある。 この観察は若い人の仕事だろう。
それに、開花するのに必要な時間はどのくらいなのか。
開花の初めと終わりとは? あのネジリンボが解け始め、ピンと開くまでの時間は?
これを7月、8月、9月、10月の毎日観測すれば見えて来るものが必ずある(笑)