牛浜駅に行くとき、福生第三小学校(通称「三小」)の脇を通る。 正門の横、校庭と道路の間にネットが張られている。 校内と世の中を遮断するためだと思う。 ボールが飛び出たりしないためであったり、侵入を防ぐためであったりするのだろう。
道路に面した校庭の端にプラタナスが植えられている。 ネットがあるせいか、手入れが行き届かない。
ネットの編み目を突き抜けて、プラタナスが枝を伸ばし、外界に葉を茂らせている。 そろそろ枝を落とさないと、ネットが破れてしまうのではないか、と要らぬ心配をしてしまう。
Wikiに世界四大街路樹というものが紹介されていた。
ニレ、ボダイジュ、マロニエ、そしてプラタナス。 プラタナスはスズカケノキ。
丸い実が出来て、とても可愛い。 以前、昭和記念公園で拾って帰ったことがある。
日本での街路樹というなら、イチョウ、サクラ、ケヤキ・・・。
自分の記憶では、昔は存在しなくて、一気に広がったのはハナミズキ。
日本には街路樹があり、それなりに手入れもされて、わたしたちは花や新緑や紅葉や、落葉さえも道路を利用するときに楽しむ。
このような情緒感って、日本人に特有のものかもしれない。
大事にしたい感性。