今年の夏が始まった頃、運搬船「グリーンリッジ」から岩国に陸揚げされた飛行体を見て、驚いた。 これこそ理想の飛行体のひとつだろうと思った。 アイツは綺麗に畳まれ、小さな空間で運ばれ、飛行場無しに離陸し、着陸する。
ドリームマシンと呼ばれるのも納得出来る話ではないだろうか。 ただし、既に完成しているものかどうかは知らない。 飛行機だって自動車だって、使い物になるまでは時間を要した筈だ。 それまでには事故もあっただろう。 改良の積み重ねで、社会的な存在となり、市民権を得る。
わたしが知る限りのデータでは、この飛行体が特に危険とは思えない。
事故率は一定時間、例えば10万時間の飛行であるとか、10万回の飛行であるとか、そこに必ず数字が現れてくる。
今回の「オスプレイは危険」というプロパガンダの成功は素晴らしい。
どこの誰が仕掛けたのか。 広告代理店か、競争相手か、大陸や半島の諜報機関か。
わたしたちは、どのようなデータを元に、導入反対を叫ぶのか。
前回の戦争で、わたしたち日本国と闘うために組織されたのが「国際連合/国連」だ。
わたしたちは戦争に負けた。 何をされても文句は言えない。
現実に占領されていると言えるのでは? だから、アメリカがどのような武器を使おうが、干渉できない。
その現実がある中で、米軍のオスプレイは危険と信じ込ませるのは大変なこと。
この作戦を成功させた組織には恐怖を感じる。
改めて言うけれど、この飛行体が特に危険かどうかは分からない。 知らない。
誰も判断できないだろう。 それなのに、全国民揃って反対を唱える。 これが踊らされているという状況でなければ何だろう。 原子力が危険である、と直感的に思わせるのとは違う気がする。
もちろん、危険な作業をするための道具であるから、事故は起こるだろう。 通常の道具と同一の基準は当て嵌められない。 任務は命懸けなのだ。
でも、今回巻き起こっている魔女狩りのような騒ぎには、違和感を感じないだろうか。
マスコミに踊らされていると思う。 彼等を操るのは誰か。
この報道が犯罪とは言わないけれど、この件で利益を得るのは?
逆の言い方なら出来る。
オスプレイが日本に配備されて困るのは誰か、どこの国か。
V22は、それほどの性能なのである。 未完成品かもしれないけれど。
(写真は全て「C-130」であり、庭で撮影したもの)