来年、東京で「国体」が開催される。 今年は具体的な準備が進んでいる。
当市は成年女子のソフトボールの会場となっている。
来年の本番に備えて、リハーサル大会が行なわれた。
そこで、福生球場へ観戦に行った。
日曜日の大雨で準決勝と決勝は順延となり、残念ながら月曜日の開催。
整備の手間が掛かり、試合時刻も遅れ、決勝戦の後半には照明も灯った。
全国の予選を勝ち抜いた32チームの参加で全国大会は開かれた。
予想通りの展開となり、決勝は「ルネサス高崎」対「トヨタ自動車」。
北京オリンピックを思い出す。
アメリカチームのエースであるアボットと、俊足巧打のワトリー。 現在のトヨタチームにこの有力なふたりが在籍しているからだ。
そして、ご存知「ルネサス高崎」には、北京オリンピックの伝説、「上野の413球」で熱狂を巻き起こした「上野由岐子」がいる。
決勝戦はこの両チームの組み合わせとなった。
好投手が本気で投げれば、打てるものではない。
両チームが得点の無いままに7回が終了した。 延長線は、ノーアウト、2塁からの「タイブレーク」で争われる。
8回表のトヨタの攻撃を防いだルネサスが、その裏にきわどく1点を取り、決着した。
トヨタ自動車女子ソフトボール部
モニカ・アボット Monica Abbott 投手
トヨタ自動車女子ソフトボール部
ナターシャ・ワトリー Natasha Watley 内野手
ルネサスエレクトロニクス高崎・ソフトボール部
宇津木麗華 監督
ルネサスエレクトロニクス高崎・ソフトボール部
上野由岐子 投手