昔昔、国鉄のキャンペーンに「ディスカバー・ジャパン」というものがあった。
「日本を再発見し、自分自身を再発見する」、それがこの旅のコンセプト。
始まったのは女性誌「an・an」や「non - no」が創刊された頃。
そして、国鉄の提供で「永六輔」のテレビ番組「遠くへ行きたい」も始まる。
それから10年ほどの後には「いい日旅立ち」キャンペーンが始まった。
しかし、累積する赤字が国鉄を苦しめる。 そこから10年しないうちに分割民営化という国鉄には未知の旅が待っていた。
思い出深い言葉「日本国有鉄道」。
国鉄の時代には、「福生の七夕」もかなりの知名度。 駅にはそのポスターが大きく張り出されていた。 ディスカバージャパンの文字も誇らしげに。
あしたから、第62回の「福生七夕祭り」が始まる。
ホームの上、七夕の飾りが風に揺れていた。
牛浜駅にて