日付が変わる前に、こちらでは台風の影響が小さくなった。
雨も風も、まばらになってきた。
突風はかなり強く、八王子のアメダスでは風速30m/secを軽く越えたそうだ。
この台風4号は「グチョル」という名だった。 ミクロネシアの言葉らしい。
(例の登録された140の名前を順番に付けてゆく)
グチョルは「ターメリック」の意味だとか。
ドアのガラス越しに水滴と外の様子を撮ってみた。
近景にピントを持ってきて、回転ズームっぽい手技で。
もちろん、台風を連想して貰えれば嬉しい。
さて、一夜明けて。
家の周りを点検。 強烈な光が北に廻り込んだ太陽から放たれている。 夏至の近さが分かるというもの。
民族の心や身体は、その地域の風土が育てる。
困難に見舞われても、一晩だけ頭を下げていれば翌朝には、太陽の光が戻る。
この台風の経験こそが、モノゴトを根本的に解決できない日本人を作ったという説があって、台風が過ぎる度に思い出してしまう。
台風はフクシマを通って、日本から離れたらしい。
日本には休む間もなく台風5号がやって来る。 今度も上陸の可能性があるけれど、この名は「タリム」。 今度はフィリピンの言葉とか。
で、意味は「鋭い刃先」・・・? 勘弁してよ。