トルコの諺にある、「コーヒーは地獄のように黒く、死のように濃く、恋のように甘くなければならない」と。
この言葉に影響を受けたのだろう、フランスの政治家タレーラン=ペリゴールはこう言った、「コーヒーは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘いもの」と。
それはそれで、よく分かる話ではあるけれど・・・。
どちらも、暖かくてミルクの入らない、甘くしたコーヒーを表していると思う。
冷たいコーヒーは、日本で作られたかもしれない。 世界初ではないとしても、ここまで人々から親しまれるものに育てた。 これは、世界的な発明ではないだろうか。
「カフェ・オ・レ」と「カフェ・ラッテ」は違うといえば違う。
それはフランスのミルク入りコーヒーと、イタリアのミルク入りコーヒーだろうか。
後者はエスプレッソを使うので、それを言い分ける場合に便利な言葉。
これの甘くない冷たいのも、蒸し暑い我が国では、極上の飲み物のひとつ。
最初に紹介した言葉に「全て逆らうように大きく違う」けれど・・・・・(笑)
邪道と思う方は、もちろん敬遠して頂ければ良いだろう。 相互不干渉で。