模擬的撮影。
これは、金環状態の光が穴を通って来ると環に見える実験。
撮影方法のシミュレーション(simulation)ではないので誤解無きよう。
正円の方が良いと思うけれど、木漏れ日でも環になると思われる。
これは部分蝕でもその形が現れるので、どの地域にお住まいでもガッカリすることはなく、危険の少ない観察方法として楽しみにして頂きたい。
穴はひとつでも良いし、たくさんあっても良い。 その影を写せる板とセットで行なうもの。 例えば、紙に影を写してそれを撮影しても面白いと思う。
模擬実験、特別なものは使わない。 身近な日用品を使ってこその簡単実験にしよう。
今回はスツールの座面と床で試してみた。
光源はリングライト、これは対象を無影で見たい場合に使ったりする照明器具だけれど、簡易的に金環蝕と見立てることにしてみた。
ライトは太陽の大きさと地球との距離を考えなくてはならない。 現実に即して、なるべく平行光線になるように離しておく。 逆に、有孔板と反射板は近づけておく。