機体の保守・点検・整備を行なう施設がメインテナンス・ファシリティ。 ANAでは、この場合「機体工場」という名称を使っているようだ。
飛行機が入る建物だから、とても広い。 中での作業を考えると柱の数も制限されるので、壁と屋根が中心になり巨大な空間をつくり出してしている。 飛行機の出し入れもあるので大きな扉も必要。 堅牢な箱としての性能を追求した建築となる。
後から思ったことだけれど、この工場で、いつ、どの機体の作業が行われるのか、こちらには分からない。 再び行けば、違う飛行機が見られるだろう。
今回はANAでも残り8機と説明された「B747」が2機入っていたので、それなりに運が良いと言われた。 大きな飛行機である。
偶然、退役した「スペース・シャトル」を背中に積んで、スミソニアン博物館まで運ぶ映像をニュースで見た。 この光景などジャンボならではという気がする。
(747を改造したシャトル輸送機 Shuttle Carrier Aircraft :「SCA」)
B747は、現在でも製造が続いている、まさに名機。
実感の無い方もいらっしゃると思うけれど、
もし、この飛行機が無かったら・・・、海外旅行なんて夢の夢だった。