JR青梅駅で降りて、昭和の街を多摩川の上流へ向かって少し歩く。 小曽木街道の始まる「坂下」信号、その次の信号を左へ曲がり坂を少し下ると「金剛寺」が見える。
この梅こそが「青梅」という地名の謂れとなった「将門誓いの梅」。
熟しても黄色くならず青いままで落ちるらしい。
平将門が馬の鞭代わりにしていた梅の枝を、この地に挿したという。 伝説としては、その枝が育ったことになるけれど、それはさておき、現在でも「青梅市の象徴」としてこの老木は頑張っている。
季節を少し待てば、同じ境内にある「枝垂れ桜」が開いてくる。 これも見事なもので、樹齢150年、高さは20mになるそうだ。