写真は「押せば写る」。
建築物の写真は、それを設計した人、実際に作った人たち、の「作品」を勝手に写真として写し取ったもので、その写真の価値についてはたくさんの意見があると思う。
法律的な所有者も存在する。 これは建築物に限らない。
自然の一部や他人様の持ち物にレンズを向けて、スイッチを押して取り込まれたデータは、誰のもの?
その中で、自分の「モノ」を増やす方法はいくつか考えられる。 写真術としての、独自の判断や方法に、「より一層の価値」があれば良いのだろうか。
難しい問題で、その結論は出ないと思う。
撮り手の意識としては、謙虚な気持ちがどんなときにも必要になる、ということだけは、いつも考えているけれど・・・。
横浜への行き帰りの道中写真。 取り敢えず、きのうよりはストレートでないもの。 これで、「自分度」が上がるというものなのだろうか。
並走車、素晴らしい状態のコンテナ。(写真をclick)
道路脇で、誰も触れることのないススキ。 後ろはカイドウだろうか。(写真をclick)
写真を売ってお金を儲ける人は「写真屋」で、新たな写真の地平を切り開こうとしている人が「写真家」だと言う人もいる。
さはさりながら、いろいろな問題を抱えつつ、でも、撮るのは楽しい。
楽しくてたまらないのである。