走っていて、エンジンフードの隙間から煙が見えた、まさかとは思うものの、帰宅後にカバーを上げてみると、煙で満たされていた。 運の悪いことに、エンジンから漏れたオイルが高温の排気系に落ちて焼けている。
発火するものか知らないけれど、さあ、どうしたものか。
さっそく写真を撮り、ディーラー担当者へ送る。 そこからサービス担当へ画像が転送され、診断の結果、サービス工場まで自走して良いとのこと。
暫し冷却、その後、八王子まで静かに走る。
日は傾く、明るいうちに辿り着きたい。 「夕日よ急ぐな」。
偶然に、その日から、法律的に車検を受けて良い日だった。
ディーラーは平身低頭して、急きょ代車を用意、この修理だけではもったいないから、車検として預かることは出来るか、ということになった。 事態は急転である。
車検の予約のときに、代車を「ミニ」で約束していたが、その件も了解。
「クラブマン」というタイプのミニとグレコちゃんが玄関に並べられた、そこで荷物の移動、そして操作方法の説明を受ける。
日も暮れて、暗い中での説明は、聞くのが難しい。 なんとか家まで帰り着いて、翌日明るいところでマニュアル片手に 確認作業をした。 車検の終了までに、一度横浜への往復があるから。
なんとデカイメーター、中央に鎮座している。
後ろのガラス、真ん中に柱があって視界が狭い。
帰宅のために道路に出ると、昔のミニ、同じようなタイプが前を走っていた。
で、翌日電話があった。 このオイル漏れの修理だけで15万円・・・ ・・・。
その金で、ちょっとしたカメラ買えるじゃん、ちょっとしたギター買えるじゃん。