太陽が高くなった、光は白い。 なのに寒い。
春の風は青いと言われる。 その色がまだ見えない。
人「サトちゃん、インフルエンザが流行っているらしいね」
象「そうだね、みんな気を付けないとね。 風邪とインフルエンザは違うんだよ」
人「原因となるウイルスが違うんでしょ」
象「インフルエンザウィルスで発生する全身性の感染症がインフルエンザ」
人「風邪は、コロナウィルス、アデノイドウィルス、ライノウィルス」
象「そうだよ、頭文字を取って『コアラ』と覚えてね」
人「インフルエンザはウィルスが毎年進化するから困るね」
象「発症すると悪寒と頭痛、食欲が無くなって、高熱が出る」
人「それに、急激に進行して、とても怖いね。 予防法ってあるの？」
象「外出から帰ったら、うがい、手洗い。 体力を落とさない工夫も要るよ」
人「困ったもんだね」
象「合併症もあるから、必ず病院へ行ってくださいね」
人「サトちゃん、きょうは忙しいところを有り難うございました」
インフルエンツァはイタリア語、イタリアで名付けられたようだ。
原因は分からなかったけれど、何かの「影響」でこの病気になり、それが流行する。
「影響」、イタリア語ではインフルエンツァ。 英語ではインフルエンス。
ウィルスという原因が分からなければ、対応できない。
日本では風邪も風がもたらすと考えたのだろうか。 よこしまな風が。