写真は真実を写すだろうか。
それはかなり難しいこと。 事実の一場面を写し取る、というのが正しい。
これは「人類最後の日」の始まり。 その後、超巨大隕石はユーラシア大陸に激突。
舞い上がった塵は太陽の光を遮り、氷河期が訪れる。
10年以内に地球上の人口は百分の一になると思われる、次の百年で人口は殆どゼロに近くなるだろう。 次代の「地上の覇者」は、誰になるのか。
人類は自らが殺し合う前に、天から大きなハンマーが打ち降ろされ滅亡した。
飛行機雲と午後の太陽が重なって見えた。 巨大隕石の幻想。
やがて、雲と太陽は離れて行き、不吉な夢から解放された。
でも、わたし達に「遠い未来」はあるのだろうか。