立川の街で見かけた風景。
大きな交差点なので、ここでちょうど「赤」になると、永い時間待たされる。
でも、その時間に周りを見ていたら、この景色が見えた。
東京では一番日の入リが早いタイムゾーンを過ぎている。
つまり、冬至やクリスマスの頃には、夕方は明るくなりつつある。 ところが、日の出はまだまだ遅くなり、東京では1月前半の日の出が遅い。 6時51分。
道路の反対側のビルに当たった光が、反射している。
冬には低い光が「思いがけない景色」を演出する。
家の中にも低い光が入り込む。
マックの画面に虹が見えた。 何かがプリズムになっている。 振り返って探して見ると窓際の小さな鏡、ガラスが面取りされている。
模造真珠で囲まれた鏡。 面取りガラスは、いつも独特の雰囲気。
直後、今度は玄関ドアが開いたときに、自分の左側が明るく光った。 外光が家の中に射してアルミの板に反射。 ここにも「小さな虹」が見えた。
あきれるほどに早く訪れる夕方の暗さ、もうすぐ「懐かしいもの」に変わってゆく。