電車がホームに入る速度は、かなりのもの。 いつのもローカル電車でさえ車両長が21.3mで10両編成。 減速しているとはいえ、最初にホームに差し掛かったときには相当速い。
最近はホームから線路への転落事故が珍しくない。 ホームにもドアを作るところが増えているけれど、充分に納得できる。
他者との諍いに巻き込まれかもしれない。 小さな画面に見入って異常にゆっくり進む人も危険。 スマートフォンの人気に伴いホーム上の危険度が上昇しているのでは?
ホームはさながら、漁師の言う「板子一枚下は地獄」に似ている。
もし、転落しても、転落させられても、慌ててはいけない。
避難場所は設けられている。 逃げ場が無いとしても、ステップがついているのを発見した。 そこに足を掛けて、引き上げてもらうのが良いけれど、怪我をしたら、気を失ったら、他に誰もいなかったら・・・。
最寄り駅、ホームに降りると、このように見えると思う。
人生では、ときに思いがけない状況に遭遇する。 でも、陥った状況の中で最善を尽くさなくてはならない。 とにかく落ち着いて周囲を観察しよう。