大きなお世話だよ、と思っても気が小さくて、そうも言えない。
ヴァネッサ・レッドグレイヴとか、好きな女優だけれど、なんといってもお父さんがヒッチコックの「バルカン特急」に出演してるくらいだから、彼女の年齢も70代半ば。 それはそれで素敵ではあるものの、これでは話がややこしくなる。
そういうこともあり、なにか上手い返答はないものかと考えて、ひと昔前は「ダコタ・ファニング」なんて言っていた。
彼女は天才子役。 少女趣味かと訝られ、話は途中で終わるのだ、大成功。
でも、彼女も大人になる。 少女は「女」になる。 これは神秘。
最新作は「ザ・ランナウェイズ」(ジョーン・ジェットの役は、クリステン・スチュワート。 ダコタはシェリー・カーリー役)、あの子役がチェリー・ボムになっちゃうんである。
で、もはや彼女の名は使えず、最近では迷うことなく「芦田愛菜」と言う。
なんたって、この天才女優は2004年生まれなのだ。 21世紀人。
THE BEATLES 「And I Love Her」