試しにカメラ任せで撮ってみる、そうすると、そのカメラのことが少し分かる。
カメラって何だ、というと、昔は「暗箱」と「レンズ」と「フィルム」だったかもしれないし、その要素は今でも当て嵌めることができるようだ。
でも、そういうのは「音楽」がメロディーとハーモニーとリズムで出来ているというトンチンカンな考えに似ている。
将来的には、センサーを自分で選択出来るかもしれない。 フィルムを選ぶように。
試し撮りって、「漢の字」ふたつでなんというのだろう。
「試撮」? 試しに写すなら「試写」という表現も考えられるけれど、これは違う意味になりそう。 プレビューのイメージ。
撮影をシューティングともいう。 そうとすると「試射」? これも光を受け取る、光を掴む、光を捕まえる感覚からすると逆に感じられる。
よく分からないので考えても無駄かもしれない。
ともかくも、我が家に新しくやって来た「フォトグラフ」の世界からの「使者」と遊びながら相互理解を進めたい。
1枚目は「サカタのタネ」(横浜店)のフェンス脇に植えられていた花。
一対一で向き合えるときは、こちらの細工が効く。 自由に撮れる。 光は一瞬のものだけれど。 これは日影の高コントラスト。
それ以外は横浜往復のクルマの中からの撮影。 ガラス越し。
この場合、カメラに任せる部分が多くなるから。 カメラの考え方が気になる。
かつて撮ったことのある場所を写してみる。 光が違うので、同じことは試せない。
でも、傾向が分かる。
樽型の歪みに苦しめられていたけれど、新型は修正されている。 仕事でも使うので、これは有り難い。
醜いものの代表のような跨道橋も、ときには綺麗なものがある。