上書きしているつもりだろうけれど、その下地を隠し切ることは出来ない。
なぜなら、消去しないからだ。 出来ないから、とも言えるだろう。
先日紹介したJR八高線の「武蔵野第一踏切」、そこから高崎方面へ向かう。
次の踏切は(目出度く)「武蔵野第二踏切」という名だった。 初めて確認した。
線路に沿って、全て歩けるわけではないけれど、武蔵野第二踏切付近の東側。
コンクリート製ながら、砂粒が剥き出しになって「おこし」のような表面の「鉄道柵」。 そこに絡み付く植物。 一本ある「渋柿の木」は自らの新緑と、蔦に覆われていた。
枯れた植物が見えても秋とは違う、新緑が見えても今年の春だけが見えるのではない。