19世紀の建物なので、辰野金吾の設計としては古いほうである。
日本橋の「日本銀行本店」へ行った。 三越デパートの隣、みたいなところ。
例年の、福生商工会「視察研修」、小社は「工業部会」に所属しているのだが、今回は「商工部会」の主催。 この差は曖昧というかゴチャ混ぜでもある。
日の丸の背景は日銀のお隣さんビル。（誤解なきよう）
幹事さんが日本銀行の株主でもあり、それが理由のひとつだったかもしれない。
見学は難しいことではなく、申し込めば可能。 といっても見所はそれほど無く、安全上の見地から写真撮影は一切許されない。 カメラに反応する金属探知機（？）を通過して、中に入る。 120億円を運べるというエレベータで移動。
記憶が正しければ、日本最初のエレベータは日銀本店、日本最初のエスカレータは三越日本橋本店、だったと思う。 何故、それを覚えていられるかというと、どちらもそれは同じオーチス製だから。
その120億円を運べるエレベータには「OTIS」とあった。 やはり、なのである。
「オーチスエレベーター」製ということか、こういうときは、密かに楽しい！
昔の金庫が見学できる。 札束、金塊、全部ダミーではあるけれど、様子は分かるし、金庫の扉はテレビで見たものと同じ（当然）だった。 内部のタイルなども面白いのだが、撮影は許されない。 案内嬢の説明で一番ウケていたのは、現在の金庫が行内のどこにあるかは「秘密です」という話だった。
日銀出身者には意外な人もいる。 現在、このタイミングならなんといっても彼女。
「NHKニュース7」お天気のお姉さん、「7時28分の恋人」半井小絵氏だろう。 今月の25日分の放送をもって、彼女は番組を降りる。 残念至極（笑）
オマケ
これは日銀見学するならセットにされるであろう「貨幣博物館」見学。
その建物の階段の天井、完全なアール・デコである。