市内の「防災無線」が計画停電に関して、細かく連絡を流してくれる。 これがテレビでの発表と矛盾しなければ、納得して情報を受け取れる。
きょうは基本的に停電は無いそうだ。 あしたからは再開?
当市では、その防災無線に新しい機能が付加されることになった。
「SUPERBIRD B2」を利用して即時情報が得られる。 この通信衛星はスカパーが管理しているが昔の「宇宙通信株式会社」の衛星では? つまり、古いものだ。 前世紀に打ち上げられ、静止軌道に留まっている。
このシステムは、全国の行政区がそれぞれに契約するものなのか、当市では来月1日からだが、2007年から運用開始されているという。
「全国瞬時警報システム」というもので、通称は「J-ALERT/ジェイ・アラート」。
総務省(消防庁)が開発したシステムで、「SUPERBIRD B2」と各地の行政防災無線を直結する。 緊急警報がある場合、自動的に防災無線を起動させて、瞬時に住民へ伝達しようというものだ。 普通の放送は随時、火事や迷い人の連絡をしている。
この付加された「瞬時警報」は何を教えてくれるのか。
国民ひとりひとりが同時に受け取るべき情報とは?
出来ればこのシステムが使われない方が良いに決まっている。
しかし、以下の5項目18種類が列記されていた。
基本的には気象庁関連と、内閣官房からの情報。
・地震情報
・津波情報
・火山情報
・気象情報
・有事関連情報
有事に関する情報とは、弾道ミサイル・航空攻撃・ゲリラや特殊部隊・大規模テロなどの情報だそうである。
今回の東北の地震にも対応したのだろうか、地震の警報は出たのだろうか。
とにかく、この惨状が現実であり、時は遡れない。
だから、今は「救助と救援」。
荷物を満載してヘリで飛んでゆきたい。