15日の朝、事態は次の段階へ進んでしまった。
原発事故は、本当に止められるのか。
東電がテレビで謝っている。 それは後で良いから、制御の方法を示して欲しい。
シーベルトという単位がテレビから聞かれる。 線量の単位だが、昔は「rem/レム」と呼んでいた。 現状は「μ/マイクロ」のレベルで発表されている。
数字の単位としては「1」の千分の一がミリで、その千分の一がマイクロ、その千分の一がナノ、その千分の一がピコ・・・。
Wikiによれば「3~5シーベルト」で人間の致死率が50パーセント。
「7シーベルト」を越えると100パーセント近い致死率となるらしい。
漏れ出した放射能は「1ミリシーベルト」に近づいたようだ。
世界が注視しているのは、自分たちが放射能で汚染されたくないからだろう。
日本から逃げ出す外国人が増えていると聞くが、実態はどうなのか。
これで金持ちの中国人にも、来てもらえなくなるのかもしれない。
日本科学技術の評価は落ちたことだろう。 原発も買ってもらえない、新幹線も。
日本の工業製品の評価は低下してゆく。 輸出は望めなくなる。
危機である。 どうする、日本。