構造物の「骨組み」を、そのまま見せて仕上げとするのが「現し/表し/顕し」。
日常では、そのようなものが見えた場合「スケルトン」というのが正しい。
透けて見えることとは関係ないけれど、「駄洒落のような誤解」が横行している。
「Skeleton」、本来は「骸骨」の意味だから。
縁あって、「広島弁」は聞いて理解することが出来る。 しゃべるのは難しい。 その意味でnhkの朝ドラ「てっぱん」は、かなり頑張っていると感じる。
広島弁で「透けている」ということを「透けとる/スケトルン」という(と思う)、「透けているのだ」という意味で「透けとるんよ」という(と思う)。
だから勘違いして使われる「スケ・ル・ト・ン」は、日本語に存在する地域言葉のひとつが的確に当て嵌まり、「スケ・ト・ル・ン」と言えば良いのだ。
もしくは、この状況を言葉にすれば「translucent」。
さて、その骨組み(スケルトン構造)で、わたしたちが日常的に目にするものは、たくさんあると思う。 先ずは、エレクターのワイヤーシェルフなどが思い浮かぶ。
けれど、その規模や多様性が楽しめ、最も見慣れたものといえば、それは「鉄塔」ではないだろうか。 そびえ立つ鉄塔。
気まぐれに鉄塔の写真を撮っていたら、かなりの量になってしまった。 これらを少しずつ紹介してゆきたい。
お気に召さない方もいらっしゃるだろうから徹頭徹尾「鉄塔」には無理がある。
週に一度くらいなら、お許し頂けるのではないだろうか、と考えている。
This Is Love