関東の冬の青空に、南天の葉が赤く輝く、なんという鮮やかさ。
夜中に雨が降った翌朝、赤い実に大きな雫が付いて、未来が覗ける水晶玉のように周囲の景色を集めていた。
寒波が来て、関東の一部を除く地域、つまり殆ど日本中が荒れるという予報。
初日の出も見られない可能性が高いという。 星も見えない。
冬の夜空には明るく輝く星がたくさん見え、とても賑やかに煌めく。
質問 「どうして、冬は輝く星がたくさん見えるのか」
答え 「日本の冬に見える夜空の方向に、明るい星が多いから」
晴れていればきょうの南天(この場合は、南の空という意味の「南天」)には、有名な冬の星座がひしめいている。
22時には、「オリオン座」が、その上には「ぎょしゃ座」が南の空に、右には「おうし座」、そして左には「ふたご座」。
「オリオン座」の「ベテルギウス」と、「こいぬ座」の「プロキオン」、「おおいぬ座」の「シリウス」が描き出す正三角形が、有名な「冬の大三角」、とても明るいので都会でも見つけられることが多い。
今、庭に出てみた。 キンモクセイの上に一番星が大きく静に光っている、瞬いていないから恒星ではない。 惑星は燃えていない、太陽の光を反射するだけ。
これは「木星」。 ホルストの組曲「惑星」では「快楽をもたらすもの」という。