いつも、調べものをする「リファレンス室」という、一番奥の部屋に行く。 そこで、月刊誌などに目を通したりする。
科学とか料理とか・・・、写真誌を見ることもある。 (科学って何だ、と思われるだろう。「日経サイエンス」とか「天文ガイド」とか、別にたいした意味はない。料理といっても女性向けの月刊誌が多い。行き帰りを歩いて、静かに過ごす時間。)
日が短くなった。
日暮れて、大きなガラス戸からの景色が「青と黒」で構成される時間帯がある。
チャリリ~ンとオチャラけた起動音が恥ずかしいし、他人様の迷惑にならないようにバッグの中でカメラの電源を入れる。
時々刻々変化する日暮れの様子を観察しながら、速攻1枚、&もう1枚。
この床の響く図書館に行くときは、底が柔らかくて音のしない靴を履いて貰いたい。 とにかく、靴音が響く。 設計者や、これで良しとした責任者の考えを聞いてみたいものだ。 この木材の床に、どのような効果を求めていたのだろう。
図書館では寝るのは止めよう、用があるなら密やかに話そう。
聞くところによれば・・・、
現在の我が国では、そんなこと、知ったこっちゃないんである。 あ~あ。
Georges Bizet : Nocturne in D major