有り難いことに、全ての数値に問題が無く、検査対象の疾患についても、全て陰性だった。 自分としては血圧が高めに感じる。 気が小さいので、血圧計を見ただけでドキドキする。
尿酸値はもっと余裕が欲しい。 古い知り合いが痛風になって、この痛みから逃れられるなら何でもする、と言っていた。 以来、食べ物や飲み物に気を付けているようだ。 あれは苦しそうだった。
LDLが低過ぎるかな、と思う。 善玉が高くて、悪玉が低くても、善人である証拠ではない。 質問しても、医者は笑って、相手にしてくれない。 問題無いと言う。
とにかく、トータルに、直接診断を受け、腹囲とか体脂肪率とか全ての判断で、ここまで優秀な成績はないと、毎年言われている。 しかも、夫婦で褒められる。(夫婦揃って、というのは奇跡らしい)
どういう秘密があるの? と、院長先生夫人から尋ねられる。
いつもながら「粗食に徹してます」と答える。(決まり文句なので意味はない)
「そうねぇ、それが一番だわ」とのこと。
「あなたは、あなたの食べたもので出来ている」 この言葉が好きだ。
でも、何を食べても大丈夫だと思う。 例えば、イヌイットの話を出せば極端に過ぎるけれど、人は過去において、そこにあるものしか食べられなかったのだから。 偏りなんて言ってられない。 手に入れられるものを食べれば良い。 問題はここ数十年での全てを含んだ環境の変化だろう。 あまりに急激な変化。
食べ物も同様だと思うけれど、それが検証されるのは未来だ。 楽しく食べていられれば生きてゆけると思う。 楽しく食べられない人のことは心配になる。
言うまでもなく、健康診断は健康診断に過ぎない。 その範囲で良い結果が出ても、だから健康であると、断言できないところが面白い。
事実、検査結果を聞きにいくというより、喉が痛くて診てもらったのだった。 それは治まったのだけれど、あれ以来、胃腸がスッキリしない、関節が痛い(笑) そもそも、こんな温度変化に耐えられるわけがない。 もう、歳なんだから。