なんだか知らないけれど、クルマを買い替えるとお金を貰えるというサービスがあった。 誰がくれるのかというと、わたしのような、普通の市民なんだそうだ。 わたしたちがお金を出し合って、新車を買いたい人へプレゼントするという壮大な計画。
現代の若い人が「クルマ」に興味が無い、という話はよく聞く。 興味を持つ人が少なくなっているということらしい。
クルマが、生活の快適さを向上させるための道具なら、それも分かる。 それだけの道具なら、より便利なものが出てくれば、他へ興味が移ることもあるだろう。
言うまでもなく、クルマはそんなものではない。 それだけのモノなら、これほど急激に世界中に広まることはなかっただろう。
いろんなクルマがある。 自らの手作りでも良いが、多くは専門の製造会社が世に送り出す製品との「お付き合い」ということになる。
多くの人が憧れるだろう、「356」の後継であった「911」。 望んでも、それに乗ることが許されるのは限られた人たち。 それ故に、憧れは続いてゆくのかもしれない。
栄光の「911」。 民生用の工業製品として、これがひとつの頂点だと思う。
「PORSCHE 911 Tuebo S Cabriolet」
最大出力 390kW なんというパワー
0~100km/h加速 3.4秒 なんという加速
最高速度 315km/h なんという速さ
26,460,000円 なんという値段
(北アメリカで172,100ドル? ドイツで184,546ユーロ? そりゃあ、ちょっとあんまりでないの?)