いつも行く美容院は表通りから、少し入ったところ。 その曲がり角のビルの一階は店舗なのだが、いろいろ入れ替わり、先日から刺青屋になった。 周りがガラス張りで、中の様子が分かる。 結婚式を控えて、髪を切りに行ったら、白人男性と思しきが作業台(治療台?)に横たわっているのが見えた。
(以前紹介した「ゴミ焼き温泉」に行くと、入り口に「刺青、タトゥーお断り」と書いてあるが、その両者の違いは分からない)
日本人の感覚では、親から貰った大事な身体にウンヌンカンヌン、となるところ。 しかし、それは人それぞれ、民族それぞれ、宗教や社会規範により様々なこと。 文様には魔力があるとも言える。
例えば、コリアでは美容整形というものに寛容らしい。
タイでは、現世の姿である身体は、「借り物と考える」と聞いた。
そのせいか、「心が女であれば、間違って与えられた男の身体」は変更したいらしい。
そう考えると妙に納得がいく。 これがお国の事情というものだ。
たぶん、当地の刺青屋の客層はアメリカ人が殆どなのだろうけれど。
蛇足ながら、ビバヒルのよな街路樹のあるこの街では、当然(?)アメリカの通貨が使える。
ロリー・ギャラガーの名演、このピュアな感じが好きだ、愛おしきストラト小僧。