寝室の傍に枇杷が植えてある、もしかしたら、勝手に生えているのかもしれない。
毎年切り詰めているので、大きくて困ることはないけれど、実もならない。
強烈な日差しが、何かに反射しているのだろう。 窓ガラスが照らされている。 そこに枇杷の葉影が浮かび上がっていた。 影の部分の色合いが美しい。 これは、晴れた日の写真。
車のガラスは傾いているので、太陽の光を思わぬ所へ反射して照らしだす。
特に前のガラスだと思う。 このガラスは「風よけ」だった。 雨の日には車に乗らなかったのかもしれない。
だから、正しくは「風防ガラス」に反射した光が、我が家の「ガラス窓」を照らしている。 つまり、「ウィンドシールド」に反射した光が、我が家の「ウィンドウ」を照らしている。
「窓」という言葉や文字の意味は知らない、中国「漢の字」か、日本で作られたのか、それは知らないけれど、ここで英語の意味が感じられる。
「ウィンドウ」は光りが入る所ではなく、「ウィンド」が入ることに意味があったのだろうか。 光は昼間にしか得られない。 重要なのは換気だったのか、と考えさせられる。