きのうは「梅雨入り宣言」に合わせて記事を書いた。
気まずい思いがする。 宣言後の翌日、晴れて暑い。
素晴らしい朝日を拝むことができた。 拝むというのは宗教的なことではない、もっと原初的で素朴な「自然への畏敬の念」みたいなものが湧き出てくるということ。
例年より遅れた梅雨入り。 その代わりに、降り出せば遅れを取り戻すように降り続けると聞かされていた。 「自然は元を取り返す」。 この言葉は多くの場合に正しく感じられてきた。 バランスを取る見えざる力があるらしい。
きょうは、気温も上がっている。 もちろん、それを声高に言うのは人の身勝手に違いない。
日が差せば「暑い」と言い、雨が降れば「鬱陶しい」と言う。 どちらも、無ければ生きてゆけないものなのなのに。
どちらも、わたちたちに恵まれた美しきもの。 梅雨を嫌ってはいけないと思う。
少し笑える話だが、例年通りかもしれない、梅雨入りしたら晴れが続くのは。
降ると言われて晴れたなら、その印象は強く残る。 そのせいなのか、本当に晴れが多いのかよく分からない。
ただし、もう少し広い範囲で考えると、
わたしたちが享受してきた「普通」は基準を変えつつあるのかもしれない。
さて、これからの話、午後からは曇ってきて、夜には降り出すと、丸く収まるといったところだろうか。
きょうの朝日を撮ってみた。 光の角度の違いは時々刻々と変化する。
言うまでもなく、これは地球の自転を表現している。
5時35分42秒
5時38分58秒 太陽の角度の変化がよく見える。
5時35分24秒
朝日が西に向けて長い影を作っている。 草が伸び放題、濡れていると草は切れない。