学名はVeronica persica 瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳などとも呼ばれるそうだ。 唐草の意味は分からない。 アラブ風の文様を「唐草模様」というが、それがどのように当て嵌まるのか想像できない。 「星の瞳」は褒め過ぎのようでもある。
学名に付くヴェロニカ、この花名との関係は知らないが、ゴルゴダの丘へ向かうキリストに、汗を拭うように自分のヴェールを差し出した女性の名でもある。 後に、この布にキリストの顔が浮かび上がって来たなどというが、これがいわゆる「聖顔布」である。 どの宗教にも、こんな話があるようで・・・。
しかし、この話、日本人としては團十朗が「暫」をつとめた後に汗を拭った「押し隈」を連想せずにいられない。
この変な名前にバランスさせるためには、このくらいのエピソードが必要だろう。
では、アラビア風に