思い出せば、正月に実の付いたこの樹を紹介している。 ということは、今更ではあるけれど、それを今まで樹に生らせたまま置くということになる・・・。 詳しく知らないが、そういうものなのだろう・・・。 冬に出来ているのに夏近くまで置いてナツミカンと呼ぶ、不思議に思わないほうがオカシイのではないだろうか。
冬には「冬みかん」がある。 逆に考えれば、夏まで保存できるミカンということ? そこに価値を見いだしたのか、そうしないと美味しくないのか・・・。 いくら歳を重ねても、世の中、分からないことだらけ、である。
ナツカンとかナツダイダイなどとも呼ばれる。 つまり「夏」に意味があるようだが、いったい、どの状態がナツミカンのスタンダード?
このナツミカン、実家の庭で手間を掛けず勝手に育っているので、本格的な手入れはしていないと思う、当然ながら無農薬。 つまり、「実」はもちろん有り難く頂くが、「皮」の価値が高い。
Toquio、今年最初の夏日
実は、先ほど庭で面白いものを発見した。 すぐに気が付いた、同じくナツミカンのピールだが、切り方が違う。 たぶん、「バレンシアの月」を作ってくれるのだと思う。 パエリアを紹介したときに、バレンシアの話題なら、このお菓子の話もすべきだったのでは?、と家人に突っ込まれた。 確かにね。 でも思い出さなかったのだ、「食」については彼女ほど詳しくないんだもん。