non tanto

迎春

フェンスの上、結露が凍って朝日を反射。

あと、ひと息だと思う。　あさっての朝まで冷えるらしい、そこからは、行きつ戻りつしながら春になってゆくだろう。　北から仲間を呼んできた冬将軍、その最後のひと暴れのように、朝晩は厳しく冷え込んでいる。

助六の豆まき

我が家では年に、少なくとも二度は「巻き寿司の日」がある。

節分

このヒイラギはモチノキの仲間。　クリスマスには「本物のヒイラギ」であり、節分には「偽物のヒイラギ」となるかもしれない。　きょう求められるのはモクセイの仲間のヒイラギ。

イワシの頭。　煮干しならあるが、ここはノルウェイで獲れたイワシの仲間のオイル漬け。　実はイワシの仕分けはかなり難しいので、口出ししないことにする。

豆は、毎日食べている「煮干し豆」。　大豆をスターアニスの香りと醬油味で煮て、干したもの。

ゆきんこ

東京は2年振りの雪だとか。　当地は、平地がここに終わり、山が始まるところ。

といっても5cmくらいの積雪で勘弁してもらえた。　たまにしか降らないので、はしゃいでしまう。

白雪に紅

さすがに、赤穂浪士の討ち入りの季節だ、お江戸にも雪が降る。 　こうして何百年も暦は繰り返す。　思わず、気候変動の危機を忘れそうになる。　関東ではこの雪は春の先駆け、乾燥した馬鹿みたいな晴れもここまで、雲さえ出れば、厳しい放射冷却から救われる。