東京旅行、訪れた先が三か所あり、それぞれに関係がないので、三回に分けて紹介してゆく。
訪問した順番に、第一回「東京スカイツリー」の巻、第二回「浅草」、第三回「ビール工場」。 以前、紹介した当市商工会の視察研修旅行。
雨の中の出発
実はこの旅行、去年にお知らせがなかったので、ご時世で中止かと思っていたが、きょう、面白いことを聞いた。 去年の秋にスカイツリーに見学を申し込んだそうだ、11月くらいに如何かと、ところが、予約殺到でこの時期まで延期されていたのだそうだ。 とにかく、話題が一か所に集中してしまう、これが最近の傾向。 なにやら落ち着きのない今の世の中を象徴していると思う。 みんな、深呼吸しようよ。
夜のニュースで、建築中のスカイツリーの高さが300メートルを超えたと聞いた。 午前中、低い雲の中で見た現場には「現在296メートル」という表示があった、ニュースがリアルだ。
天候のせいで上は霞む。 建設地は東武グループの土地らしいことが分かった。 周辺の土地も持っているようで、インフォ・センターなども同社のビル内にある。 ここで、裏から手を回した「正式な団体見学」のパワーが発揮される。 その隣にある、これまた同社のビルの屋上で見学可能。
細かいことは hp などで調べられる。 高さはどれくらいになるだろうか、ここで覚えて頂きたい、634メートルになる予定。 こちらでは覚えやすい数字なのだ、東京や埼玉は昔の名を「むさしのくに」という。 だから634。
周辺にも施設が建設される。 「日経サイエンス」によると江ノ島水族館を運営するオリックスが、ここにも同様の施設を計画している。 もうひとつ、同誌の記事では、サンシャインでプラネタリウム運営中のコニカミノルタがドームを建設するそうだ。 規模は直径18メートル、220席とのこと。
タワーと周辺、すべての建設費は膨らんでゆくだろう。 では、タワーだけの建造費はいくらになるか。 そんなこと今から分かるものではないだろう、しかし、目安の数字は「むさしのくに」だから・・・。 1メートルで1億円くらいらしい。 意外に安いような、でも鉄骨だけだし・・・、考えても無駄なこと、その根拠は分からない。