しかし、その時間に「FLAT HOUSE LIFE」に関わった人々が駒場の東大近くに集合。
会場は、デザインを担当した「細山田デザイン事務所」が提供くださった。
ある種の共通項で括られていることや、本を通して互いの家の外も中も知っていることが
おかしかった。 それもあり、初対面の方達も、和やかに楽しい時間を過ごすことができ
たと思う。 裏方に回ってくれた人たちに感謝したい。
著者も相変わらず元気だった。
中央線の吉祥寺から、京王電鉄「井の頭線」に乗り換えて「駒場東大前」で降りた。
東京大学の駒場キャンパスを通り抜けて歩いたが、たくさんのイチョウが黄葉し、落葉し、
雨に打たれていた。
降っていなければ、散歩しながら時間を過ごしたい、そんな雰囲気の場所だった。
雨は憂鬱だ。 電車も苦手である。 滅多に乗らないので、切符を買うのもひと苦労。
帰りも雨中を歩いて電車のつもりだったが、幸運なことに参加した中に、我が家の近くから
車で来た方がいて、家まで送ってもらった。 これまた感謝しなくてはならない。
実は、その夜に限って特異な条件があったのだ。
ニュースなどで見かけるが、世の中には「開かずの踏切」というものがある。
ラッシュ時には、「上り」と「下り」の電車が絶え間なく行き交い、遮断機が降りたままに
なるそうだが、考えてみれば、そんなこと許されるものではない。
それを解消するための工事が、土曜の夜から日曜の朝に行われた、と思う。
お陰で、最終電車が21時になってしまうという特別な夜だったのだ。
普段は電車に乗らないので、次の機会にはこの夜のことを忘れてしまっているだろうが。
Musik アラタ氏はこの曲が好きらしい。 彼の話では、この曲はB面とのこと。
自分としてはA面がお気に入りでなかったので、裏は聞き逃していて、今回、初めて聞いた。