これが最大の柿。
干し柿は早く作るためなのか、途中で揉むと良い、と聞いたことがある。
肩のところを揉んでいたら、中で柔らかくなって、こんな形に。
形は何に似ているだろう、泉州名物「水茄子」といえそうだ。 今季の干し柿の王様。
実は、予定していた食べ方のひとつが、これなのだ。 小型のものを使って実験。
今度は何に似ているか、なんて考えてはいけない。 何も思い浮かべず、静かにこの味に
向かい合うことが大事。 先ずは心を無にして、お試しである。
これは、凍らせた干し柿をスライスしたもの。 凍った様子も見えるだろうか。
凍っていなければスライス出来ないだろう。 この温度でも甘く感じる。
繊維を切ってあるので、固くはない。 自分が作っているから、想像の範囲内に収まるが
これを出された客は驚くだろう。
もちろん、生まれて初めて食べた。 まだまだ、食べたことのないものは沢山ある。
謙虚な気持ちで挑戦してゆきたい。
Musik Stacey Kent - "Isn't This A Lovely Day?"