これは「金星の日面通過」,ではない。
枯れかけた柿の葉を写してみた、一枚一枚がそれぞれに美しい。 葉の厚さが
あることと、表面の光沢が、なんだか革製品のように感じさせる。
柿の葉、というと「柿の葉寿司」とか「柿の葉茶」など生活の中で馴染みのある
存在だ。 我が家では春に、若い葉を天ぷらにして楽しんだ。
記録を調べると、去年は、干してから3週間で試食している。
本来の干すべき期間は分からないが、条件次第なので、はっきりしたことは誰も
言わないだろう。 渋ければ、また干せばよいのだから、個人の責任範囲。
柔らかい状態で食べたかったのだ。 別に問題なしと思えた。
「売り物の干し柿」を店頭で見かけるが、あまりに綺麗すぎて、失礼ながら少々
訝しく感じる。 どうやって作るのか、何かうまいやり方があるのだろうが。
朝顔もこれが最後かと思えば、撮った写真をモニタで見ていると、画面上で次に
準備されたツボミが偶然に確認できてしまった。 もう、無理しなくていいよ。
きょうは曇り、小雨。 気温は上がらず寒々しい空のまま。
そろそろ、霜が降りる季節。 冬支度の準備が始まる。
何を大げさな、と思われるかもしれないが、内陸の寒さを甘く見てはいけない。
沿岸部とは違うのだ。 最高気温はそれほど変わらないが、問題は最低気温。
夜から朝に掛けて、東京より5℃くらい低くなるのため、凍害は無視できない。
養生しないと冬を越せない植物は、手当が必要になる。
鉢の土を入れ替え、家の中へ入れたり、簡易温室を作ったりする。
カーポートの屋根の下だが、オリーヴを地植えして最初の冬。 ちょっと心配。
ムクゲやドングリの葉が、時折、風に吹かれてハラハラと舞い落ちる、よい風情だ。
これらは丸坊主になって年を越す。
この冬、灯油の値段は安いところで「1リットル60円」だった。
この辺は灯油の「引き売り」が通る。 昔は屋外のタンクに給油して貰ったものだ。
焼き芋屋も通る、英語も使われる。 swee~、sweet、po~tato~~。
Musik 北風みたいに聞こえる