「手抜きメシ」、そんなことは普段の調理を担当している者にのみ、
言うことが許されて良い言葉だ。
周囲で、うかつなことを言ってはならない。
というわけでもないが、もやしのヒゲ(芽と根)は全て取り除かれている。
本来、これは周囲の人間がやるべき仕事だ。 シェフ殿には考える時間を!
ゆずジュースと、かぼすジュース、米酢、醤油、出汁。
きゅうりは先に塩揉み。 色もきれいで、歯ごたえもシャッキリする。
(これは経験から言える。 サンドウィッチのときも、そう思う。)
それにワカメである。 これこそ砂糖無し! 我が家の「酢の物」
加えて、きょうは「ののこめし」、第二弾。 これは絶対に面白い。
具は、ひじきと、にんじん。 それに、庭のシソの実の佃煮だった。
ピアットロッソ(赤い皿)も出番が多くて有り難い。
調理としては、パエリャより、火加減が難しいとのこと。
だって中が見えないもん、だとさ。 (日本人は米に関して呪縛がある)
心の目と、加熱具合を教えてくれる「音と匂い」を感じ取る能力が必要。
料理は魔法使いの仕事、と言っておこう。 わたしは、その弟子である。
Musik 魔法使いの弟子