きのう、青梅市の取引先まで集金に行った。
その会社の建屋の隣に畑があり、一部を社長夫妻が借りて菜園を楽しんでいる。
こちらは、行くたびに、畑にある野菜を「おねだり」する。
小さなトマトが数種類、枝で赤くなっていた。
持ち帰り、洗ってみた。 美しい。
若い人参とヘチマも貰った。 人参は葉っぱを食べたい、ヘチマは沖縄で言うところの
ナーベラー。 言葉としては馴染みでも、初めて食べることになる。
この人参の葉っぱ、凄いとしか言えない。
夕飯のメニューは、野菜を貰う以前に決まっていた。
そのためにドライのトマトが準備されていたが、頂いた野菜も入れて予定通りに
「パエリャ」が作られた。 人参の茎など、野生というか、野趣溢れる歯ごたえと味。
結果的にトマトが多くて、サフランの風味が薄れたが、ワイルドな料理となった。
tomatoは南米から運ばれた。 エルナン・コルテス(コンキスタドール)に依って
メキシコからスペインへもたらされた、ということになっている。
当時のメキシコはアステカの時代。 スペインから持ち込まれた天然痘のせいもあり、
国は滅ぼされた。 以後、300年間に渡り、スペインの支配を受けることになる。
時間は戻せない。 どんな食べ物にも「苦み」がある。
Musik なにか新鮮なものを!
アリス=沙羅・オット チャイコフスキー・ピアノ協奏曲「cadenza」